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ターゲットはシニア
第3章 その2
「さ、どうぞ。入ってください」
「は、はい・・・」
信夫さんに招かれ、私は玄関をくぐった。
裏通りの細い道、その曲がり角に建つ古い家は信夫さんの言うとおり小さいけれど、それなりの広さの庭があるし、何より家の中に太陽の光が射し込んで明るい。
私は暗くてジメジメした場所に連れて行かれるのではと心配していたけれど、予想が外れてほっとひと安心した。
しかし奥の部屋、キッチンにもうひとり、男性が私を待っていた。メガネをかけて大人しそうな、それでいてしっかりした体格の中年のおじさんだ。
「この人はショウちゃん。今回のことを手伝ってくれるわしの仲間です」
ショウちゃんはなよなよと腰をくねらせて私に手を差し出してきた。
「ショウって呼んでください。あの、あたしは女性の裸は何も思いませんから、気にしないでくださいね」
「え?」と私はショウちゃんの顔を見、それから信夫さんを見た。
「えへへ。仲間というより、セフレってやつです。わし、女性も好きなんですけど、同性もいけるんです。バイって言うんですが」
「はあ。バイ?ですか・・・」
「 洋子も知ってますから。というか三人で遊ぶこともありますから」
あらあら。洋子さんは相当の遊び人だったようだ。それにしても三人でとは。それとも世の中が変わったのかしら。社会から離れていた十一年の長さを感じるわ。
ペットボトルのお茶を出され、ひと息ついたあとに、では、と奥の部屋に招かれた。
八畳ほどのフローリングの部屋で、中央に大きなダイニングテーブルがあり、まわりに長椅子やひとり用ソファーがあった。
「さて。それでは最初の課題です。ショウちゃんをそのテーブルに寝せてください。それも裸にしてね。脱がすのはいつでも。テーブルの上で脱がせてもいいし、裸にしてから寝かせてもいい」
「は、はい・・・」
信夫さんに招かれ、私は玄関をくぐった。
裏通りの細い道、その曲がり角に建つ古い家は信夫さんの言うとおり小さいけれど、それなりの広さの庭があるし、何より家の中に太陽の光が射し込んで明るい。
私は暗くてジメジメした場所に連れて行かれるのではと心配していたけれど、予想が外れてほっとひと安心した。
しかし奥の部屋、キッチンにもうひとり、男性が私を待っていた。メガネをかけて大人しそうな、それでいてしっかりした体格の中年のおじさんだ。
「この人はショウちゃん。今回のことを手伝ってくれるわしの仲間です」
ショウちゃんはなよなよと腰をくねらせて私に手を差し出してきた。
「ショウって呼んでください。あの、あたしは女性の裸は何も思いませんから、気にしないでくださいね」
「え?」と私はショウちゃんの顔を見、それから信夫さんを見た。
「えへへ。仲間というより、セフレってやつです。わし、女性も好きなんですけど、同性もいけるんです。バイって言うんですが」
「はあ。バイ?ですか・・・」
「 洋子も知ってますから。というか三人で遊ぶこともありますから」
あらあら。洋子さんは相当の遊び人だったようだ。それにしても三人でとは。それとも世の中が変わったのかしら。社会から離れていた十一年の長さを感じるわ。
ペットボトルのお茶を出され、ひと息ついたあとに、では、と奥の部屋に招かれた。
八畳ほどのフローリングの部屋で、中央に大きなダイニングテーブルがあり、まわりに長椅子やひとり用ソファーがあった。
「さて。それでは最初の課題です。ショウちゃんをそのテーブルに寝せてください。それも裸にしてね。脱がすのはいつでも。テーブルの上で脱がせてもいいし、裸にしてから寝かせてもいい」