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義娘のつぼみ〜背徳の誘い〜
第2章 憧れの家族
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 茉由は自分の部屋のベッドで、なかなか眠れずに何度も寝返りを打っていた。

 ベッドの横に飾った、大きなサメのぬいぐるみと何度も目が合う。

「今日もママと武司さんは今ごろ……」

 小声で呟く茉由。母親と武司――新しい父親が時おりセックスしていることを、彼女は知っていた。

 覗き見をしたわけではない。数日前、夜中に目が覚めた茉由は、眠い目をこすりながらトイレに行った際に、夫婦の寝室の前を通った時に室内から漏れる母親の喘ぎ声を、偶然聞いてしまっていた。

(――ママと武司さんがエッチしてる)

 思春期で、性への好奇心が旺盛な茉由はすぐに、二人が寝室でなにをしているのか察していた。その日以来、彼女は夫婦の寝室が気になって仕方がなかった。

 茉由は身体の火照りを抑えられず、タオルケットに包まりながら悶々としていた。頭の中では様々な妄想が渦巻いている。

 やがて少女は、パジャマ代わりに着ている短パン越しに、右手で自分の股間を弄(まさぐ)る。

(……気持ちいい)

 そんな感触と共に、いけないことをしているという気分が彼女に押し寄せる。だが、手の動きは止められない。

 茉由は短パンの下に手を滑り込ませ、ショーツの上から股間の筋を指先でなぞる。そこはほんのりと湿り気を帯びていた。

「んんっ」

 快感が走り、彼女の口から小さな声が漏れた。

 次に少女は、もう片方の手をTシャツの裾からその下へ潜り込ませると、スポーツブラの上から右の膨らみを掌に収めた。

(おっぱい、ママに比べたら全然小さいな)

 自身の胸の膨らみを確かめるように、軽く揉んでみる。性的興奮が高まっているせいかバストも敏感になっていて、手を動かすたびに快感が募っていく。

 右手の指先で触れている、ショーツの湿り気が増してゆく。

(このままだと、パンツ汚しちゃう)

 そう思った茉由は、身体を包むタオルケットを跳ね避けると、短パンとショーツを脱いだ。下半身が露わになった。彼女は直接、自身の秘部に指を這わせた。

 指先が股間に走る裂け目を探り当て、その隙間に潜り込ませる。指先にヌメリが纏わりついてきた。滲み出た愛液で、そこはすでに充分濡れていた。
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