この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
義娘のつぼみ〜背徳の誘い〜
第1章 プロローグ
 彼女は続けてパジャマ代わりに着たTシャツの袖から両腕を引き抜き、襟元を掴んで引き上げた。まだ皮下脂肪の少ない細い腹部と、薄いグレーのスポーツブラに覆われた小さな膨らみが露(あらわ)になる。

「ちょ、ちょっと待って、茉由!」

 義娘(ぎじょう)の突然の行動に、武司はベッドから腰を浮かせて狼狽(うろた)えを見せる。

「なにするんだ、早く服を着て……」

 そんな言葉に耳を傾けることなく、茉由は続けて下に履いた短パンも引き下ろして脱いだ。まだ充分に発育していない腰回りに、ブラと揃いのショーツを纏(まと)っている。

「パパ見て。わたし、もう大人だよ?」

 下着だけになった茉由は頬を赤らめながら、彼に自分の身体を誇示する。

「もう生理だってあるんだから、赤ちゃんだって産める」

「茉由……」

 本当なら、まともなちゃんとした大人なら、ここで彼女の行いをはっきりと止めるべきだろう。

 だが、彼女のその真剣な眼差しに、武司は戸惑いを感じずにはいられなかった。彼は心の何処かで、このまま彼女を受け入れることを望んでいた。

「だから、わたしがママの代わりになってあげる。パパの奥さんになって、パパの赤ちゃんを産んであげる」

 妻がいなくなって約ひと月、武司が淋しく独り寝を続けている寝室のダブルベッドの脇で、娘はそう言いながらスポーツブラとショーツをも取り払った。

 目の前に、十三歳少女の一糸まとわぬ姿が晒された。彼女は顔に恥じらいの表情を浮かべながらも、胸元や股間を手で覆い隠すことはしない。彼の目は釘付けになった。花に例えるならば、花びらを開く前のまだ蕾の状態ような、尊くも儚いその裸体に。

 成熟した女性ほどの脂肪は付いておらず、まだ肉付きのよくない胴体と手足は細く華奢で、軽く触れただけで脆く崩れ落ちてしまいそうだ。胸はまだ膨らみかけたばかりといった様相で、その頂(いただき)には小さな薄桃色の突起が佇んでいる。ほとんどくびれのない腰のためだろうか、全身が幼児体型を留めている。下腹部のさらに下、細く引き締まった腿の付け根の部分には、恥毛はほとんど見られず、ほんの短い切れ込みがあるのみだ。

 全裸の少女はベッドに両手をついて、そのまま這い上がった。ベッド内部のスプリングが、ギシッと軋む。
/61ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ