パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 愛妻

「祐ちゃん、今日はちょっと遅くなるかも・・。パーマの予約が遅い時間に入っちゃって・・。夕食は用意してあるからね♪」

朝、出がけに久美子が声をかけてきた。

「わかった。遅くまで大変だけど、頑張って・・！」

祐介は笑顔で愛妻を見送った。

久美子は駅前の美容室で働いていた。

久美子は高校を卒業後、美容の専門学校に通い、美容師になっていたのだ。

腕も良いらしく、久美子を指名する客も少なくないらしかった。

美容室で働く久美子だったが、自分は黒髪のまま、ロングのストレートだった。

その長い髪をポニーテールにしているのだ。

祐介は久美子のポニーテールの髪型が好きだった。

清楚で清純な久美子のイメージにぴったりだったから。


祐介は地元の金融機関に勤めていた。

地味で真面目な祐介にはぴったりの職業だった。