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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第5章 夜這い
花怜は連絡もくれない夫のことを少し恨めしく思いながら目を閉じると…今日の体験を思い起こしてしまう。
忘れなきゃと思えば思うほどに意識していた。
しかし、身体は初めての絶頂に疲労困憊となっていて、気づかぬうちに深い眠りへと堕ちていた…。

時計を見ると時間は午前0時近かった。
卓司はゆっくりと身を起こして隣の布団で眠る妻を見た。
穏やかな寝息を立てている。
妻は年齢のこともあるのだろう…去年辺りから睡眠障害を患い医者から睡眠薬を処方されていた。
そのおかげで眠ると地震や雷でも朝までぐっすりだった。
そっと布団を抜け出し、廊下へと出る。

広い日本家屋のこの家は卓司夫婦の寝室から二階へ上がる階段まで長い廊下が伸びている。
卓司は足音を偲ばせ廊下を進み階段を昇っていった。
二階の突き当たりに息子の孝一の部屋がある。
ドアノブを静かに回して部屋に忍び込んだ。
部屋は灯りが落とされ暗闇に包まれている。
息を潜めると、カーテンの隙間からの月明かりに目が馴れてきた。
部屋の中央に敷かれた布団に息子の嫁の花怜が眠っている。
静かに近づき、電灯の紐を素早く3回引くと豆球の黄色く淡い灯りが灯った。
見下ろすと花怜が仰向けに寝相よく静かな寝息を立てている。

【よかった…思った通りだ…逝き疲れたんだろう…】

卓司は布団の傍らに膝をついた。
枕元には畳まれたフリースの上にブラが置かれている。
卓司はニヤリと口許を歪め、その横に持参したの小型の懐中電灯を置いた。

【昼間あんなことがあったのに無防備過ぎだろう…まぁ、願ったり叶ったりだがね…】

「花怜さん…約束通り続きを教えてあげに来たよ…」

花怜の顔を覗き込みながら囁く。
花怜は変わらず寝息を立てて起きる気配は感じられない。
静かに羽毛布団を持ち上げると、花怜の左側に身を横たえていく。
肘をつき、左手で自らの頭を支えながら、よく眠る花怜の寝顔を眺めている。
布団の中では花怜のパジャマの胸元に静かに手を置いた。
深い眠りに花怜の乳房が上下しているのを感じる。
掌には乳首の突起も僅かに感じ取れた。
昼間見た花怜の美乳を思い浮かべながら…そっと優しく揉んでみる。
花怜の寝息を確かめながら、少しずつ膨らみに深く指を埋めていく。
そのボリュームや張りを確かめるようにねっとり揉むと、深追いすることを避けるように乳房から手を離した。

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