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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第34章 花怜と涼華 ~本章~
「お義父さん……ちょっと怖いですよ……」

ニヤニヤとする義父の笑顔が不安を煽る。

「いいから…黙って見てなさい…」

左手をタオルに結ばれていく。
そのバスタオルを鴨居に投げ渡すとタオルの端を引くのと同時に花怜は爪先立ちになっていった。

【縛られていくんだ……】

怖いと思いながらも義父への信頼があるのだろうか、花怜は本当にゾクゾクしていた。
爪先立ちのまま両手を引っ張られていく。

「そのままじっとしてるんだ…」

「はぁ…はいっ……お義父さん……」

右手首を結ばれながら声を上ずらせていた。

卓司は一歩下がって視る。

「いいじゃないか…立ってるだけで厭らしいなぁ…」

「恥ずかしいから…そんなにじろじろ視ないでください……」

「自分から大股を開くくせに何が恥ずかしいんだ?…」

「…意地悪っ……」

右膝を持ち上げられていく。
左の爪先だけが敷居について不安定だった。

「さぁ…続きだ…」

耳許で囁かれると、腰を沈めた義父が押し入ってくる。

「…ぁぁっ……挿ってきたっ……」

「犯して欲しいんだろう?……変態娘……」

左膝も抱え上げられていく。
花怜は手首に巻かれたタオルをきつく掴んでいく。

犯すように…と訴えたからだろうか。
義父は最初から荒々しかった。

「…お義父さんがっ……お義父さんがっ……私を変態にしたのっ……ぁあっ…凄ぃっ……激しぃっ……んあっ…ぁぁんっ……」

敷居を挟んだ畳も板の間もすぐに愛液の雨に濡らされていく。

「……ぁぁっ……こんなのっ……初めてぇっ……犯されてるっ……お義父さんに犯されてるのぉっ……」

駅弁の格好で嵌められるのとはぜんぜん違った。
義父にしがみつくことができない。
ぶら下がった身体は容赦なく下から突き上げられ振るわされていく。
乳房も大きく弾み揺れてく。
何度も突き上げられると握力も失くなっていくようだった。
支えているのは抱えられた膝と…抉り込んでくる逞しい肉棒だけ…。

「…ぁぁあっ……堕ちるっ……堕ちちゃうっ……どんどん深くっ……刺さっちゃぅぅっ……」

犯され狂う花怜を見つめながら涼華はゆっくりと立ち上がった。
まだ足許が覚束ない。
びちゃっ…びちゃっと、愛液が飛び散りかかってくる。

「…合意がないとこんな変態セックス出来るだけわけないよ……」

花怜の背後に回り込んだ涼華が囁いた。
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