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You were born to be mine
第7章 新章 3話
翌朝なんとなく目が覚めた。
咲希は隣にいてない。
キッチンの方に目をやると咲希がコーヒーを落としてた。

鼻唄唄ってる!?
耳をダンボにして聞いてみる。


「ふったりはそう・し・そうあ~~い♪♪」


『純也と真奈実』???


「この気持ちはどう・し・ようもな~い♪♪」


そこまで歌ったトコで咲希はマグカップを手に振り向いた。
オレと目が合う。


(゜〇゜;)?????
「い、いつから?????」

「最初から(^^)」

「は、恥ずい……」

「そうか!? オレも好きやで。」

「そうゆうコトちゃう! ほい、カフェオレ。」

「さんきゅ。」


猫舌のオレに合わせて少しぬるめのカフェオレ。
幸せやなぁ…


「飲んだら歯ぁ磨いて、顔あろて、不動産屋巡り行くよ。」

「ハイハイ。」

「ハイは1回!」

「ハ~イ」

「陵ちん! 怒るよ!」

「ゴメン、ゴメン。」


オレはカフェオレを一気に煽ると洗面所に向かった。


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