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羊にご用心!?
第4章 ~お嬢様、朝食の時間です~
────いい……気持ちいい。
言葉にだす余裕はなく、リリムはコクっと頷きうっすらと目を開けアルと視線を絡めた。
「お嬢様…………あなたの、純潔を奪っても宜しいですか…………」
欲望を孕んだ声、リリムはドキッと心臓を跳ねさす。
「あ……アル……」
「お嬢様を…………抱きたい」
アルは切なげに言葉を続けた。
ごくんっとリリムは息を呑む。
「これからも側にいてくれる」
「お嬢様が望んでくださるなら、ワタシはあなたの側を離れません」