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ラブカルチャースクール
第19章 2 Years ago
「…どんな感じの人?」

ドキン…。

「え~!そんなマジマジと見てないわよ!背が高くて爽やかな感じで、この街に似合わないなって!お父さんともタイプ違うし。」

紅茶を出すと、大口開けてシュークリームを頬張ろうとしている。

美味しそうだな…。

「そう…見たかったな…街に似合わない人…。」

別にセイジとお母さんが、会ったところでだけど。

「あら、あんたそんな事言って~旦那さんが居ない隙に、変な気起こさないでよ!」

ドッキン!!

「う、うん!当たり前じゃな~い!そうそう!明日、一緒に買い物に行かない!」

「いいけど…ねだらないでよ~。」

「そんな~大丈夫だから…。」

我母親ながら、変な事を突いてくるから話題を変えた。

2年前…猫を見守る貴方に気付いたら…今は三人で、シュークリームを食べれたのかな…。




そして翌日は、お母さんと買い物に行き久々に、独身気分を味わった。

夜はお父さんと晩酌をすると、普段お喋りなのが余計たくさん話し出す。

そんな父に慣れてたせいか、無口な旦那は対照的だった。


3日目は、のんびり家でゴロゴロしてると雨海がじゃれてきて、一緒に昼寝をしてた。



こうしてると、ラブカルさえも遠い出来事に思えてくる。



夕方になり

「送らなくていいの?」

「大丈夫だよ~!また連絡するね!」

普通に出掛けるみたいに実家を後にし、駅に着くと…意外な人物に出会した…。

相手も私と目が合って、珍しく驚いていた…。

「琴海…何で居るのさ…。」

「ハヤト……。」

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