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巡り遭い
第3章 【 Episode_02 】
「…はい、もしもし」
妖艶で、どこか官能的な声。
それだけで桔梗はどきっとする。
「あ…あの、きゅ、求人広告を見て…そちらで働かせて頂きたいのですが…」
先ほどの声とは対照的な上ずった桔梗の声。
「はい、わかりました。……」
その後は、履歴書の送付など普通のアルバイトと変わらない様な説明を淡々とされ、桔梗は口を挟む暇もなく黙って聞いていた。
「最後に確認しますが…このアルバイトは18歳以上でないと出来ません。よろしいですね?」