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第4章 妹～葛藤～

好きでもない幼馴染みを受け入れるのも全て稔を支配するための計画

稔は昔から龍平をライバル視してきた事は知ってる
龍平が野球を始めれば稔はバスケを始める
負けたくないけど、絶対に戦わない
負けるのが怖くて同じ土俵には立たない

初めての闘いに無理矢理引きづり込んであげるのだ

「ねぇ、バックで良い？」

「良いけど、なんで？」

「最初はバックのが痛くないって聞いたから…入れたら動きたいでしょ？」

勿論、目的は痛みを薄れさせる事じゃない

私は壁に手をついて片足をクローゼットに置く