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第8章 08

「凜空〜」


女だけイかてその場に放置して帰ろうとすると翔太に呼び止められた。


「何？イライラしてるからどうでもいい事だったらやめて」

「まだ千紗ちゃんに避けられてんだ？」

「また明日」

「あー、待てよ。千紗ちゃんの事はどうでもいい事じゃないだろ？」


千紗はどうでも良くないけど翔太の口から千紗の名前が出てくるとムカつくんだよ。


「お前さ、千紗ちゃんとのセックスが良過ぎて他の女でイけねぇだろ？」

クスクス笑ってるのがムカつくのに、確信をついてくるからビックリした。


「いい加減に認めろよ。好きなんだろ？」

「だからなんでそうなんの」

「好きでもない女をそんな毎日気にするか？分かりやすく落ち込んでんじゃん、千紗ちゃんに相手されなくなってから」