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幼なじみのフヒト君
第3章 想い

「不日人…好きよ。」

「僕も舞ちゃんが好きだよ。」

この日のキスは忘れない。

優しくて、愛しくて、溶けるような暖かい。そんなキスだった。


「んん…ぁ…ん」

安心した瞬間、背中を擦る不日人の手の感触が変わった。

安心出来る心地よさから、段々と官能的な感じに変わってきたのだ。

思わず声がでた。

不日人の手がとまり、僅かに驚いた目で私をみた。


「舞ちゃん…」

―きゃ~!恥ずかしいぃ

慌てて目を伏せる。きっと顔が真っ赤になっているだろう。

「……かわいい…ねぇ、さっきのもっと聞かせて」

そいいうと、背中をつーっと撫でた。

「ん…」

「……」

不日人の唇が首筋に降りて、背中に回した手を前に持ってきた。

「ふぁ…」

掬い上げる様に胸を揉み上げ、その柔らかな指使いに思わず不日人の肩にしがみつく。

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