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双り
第4章 お風呂で
早朝。

私は重たい身体を起こした。

隣ですずちゃんがモゾモゾと身体を動かした。
どうやら、起こしてしまったようだ。

「…ん…りんちゃんおはよ、ごめん、わたし寝ちゃってた」

「おはよう、すずちゃん」

「ねえ、りんちゃん…、私に話してくれん?」

…。

その言葉は嫌でも、私に昨日の事を思い出させた。

…でも、すずちゃんの、あまりに真剣な顔を見て…、話さなきゃと…思わされてしまった。
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