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よっしーあいらんど
第1章 よっしーあいらんど
 男は立ちあがり、よっしーに掴みかかり、慌ててベルトを外す。よっしーのパジャマのうえからおっぱいをもみ、ズボンの外からあそに手をいれる。
「ほら、濡れている。その気あったんだ」と、男が不気味に笑う。「中出しでいいだろ? できたら結婚しよう」
「あ、やめて」
 男のペニスはまっ赤に勃起し、飢えた犬のようによっしーのあそこを狙っている。よっしーはしたばかりだから、あそこもまだ濡れていた。すんなりはいるそんな濡れぐあいだった。
 男はおっぱいをもみながら、ぴんと立った乳首にしゃぶりつき、ちゅうちゅうと吸う。よっしーはあえぎとやめてをくりかえす。よっしーのあそこも男に吸われ、男のペニスはいれたがっていた。
「いれるよ?」と男がたずねた。
「やめて」
「わかった、いれるね」と、会話が成り立たないが、性交渉に同意したと男は解釈して、肥えた熱をおびたペニスを、よしおかりほの、よっしーのあそこに挿入した。
 あ、あ、と男が低くあえぐ。きもちいい、きもちいいと、男がメスみたいにあえぐ。よっしーはやめてやめて、抜いて抜いてと叫んでいる。が、それで興奮したのか、愉悦をうかべる男の腰振りは、飢えた犬のようにはげしくなる。
「いい、いいよ。きもちいい。とてもきもちいい。あ、ああ」と、男は白眼になりながら腰をふっている。
「やめて、抜いて、出さないで」
 反対に解釈したのか、男が出すねと言って笑う。たっぷり出すから、ずっときみのなかに出したかったんだ。ずっとずっとがまんしてたんだ。だからいいよね。きみのなかに出しても。論理がわからないことを口走りながら男の卑猥さと、腰振りは加速し、男は叫ぶ。
「出る。出るよ。出ちゃうよ」
「やめて、やめて、出さないで、抜いて」
 男の顔が絶頂につつまれた。
 しあわせさに男がしばらくつつまれた。
 よしおかりほが、よっしーが犯されたのだ。
 よっしーのあそこからは男の精子が出続けていた。そうとうな量だった。そうとうな愛だった。
 わたしは決意した。
 床をブルーウェーブのように操作して男をベランダへ誘導し、そして男のからだを空中へ跳ね飛ばした。男はガラスを突き破り、高層マンションのベランダ外へ放り出された。地上に叩きつけられた彼は潰れた新鮮なトマトのようにつぶれて死んでしまった。
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