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青い糸
第2章 新しい生活
「んっ、っはぁ。…ぃやっ、助けって…‼︎」
「誰に助け、求めてるの?西なの…?」
まっすぐ目を見つめたまま、彼は私に問いかけていた。
私が助けを求めてるのは…誰?
颯斗なのか分からない。
今はただ誰でもいいからこの状況を止めてくれる人物がいて欲しいと心から思った。
「誰でもいいからっ‼︎」
求めてくる彼を押しのけて精一杯の声をだした。
それでも、また迫ってくる彼に必死で抵抗していたとき…
「楓から離れろ」
低く威圧的な声が教室内に響いた。
何度も聞いてきた声。
毎朝きいている声…‼︎
「誰に助け、求めてるの?西なの…?」
まっすぐ目を見つめたまま、彼は私に問いかけていた。
私が助けを求めてるのは…誰?
颯斗なのか分からない。
今はただ誰でもいいからこの状況を止めてくれる人物がいて欲しいと心から思った。
「誰でもいいからっ‼︎」
求めてくる彼を押しのけて精一杯の声をだした。
それでも、また迫ってくる彼に必死で抵抗していたとき…
「楓から離れろ」
低く威圧的な声が教室内に響いた。
何度も聞いてきた声。
毎朝きいている声…‼︎