この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
My Godness~俺の女神~
第11章 喪失、そして再生 ♣ここではないどこかへ♣
「ホウ、男前なのを鼻に掛けた青臭い若造かと思ったら、なかなか言いたいことを言うな。それだけの度胸があるなら、漁師の仕事もやってできんことはなかろうて。心配せんでも良い。仕事は一つ一つ教えてやるし、端から、そんなに難しいことはさせるつもりはない」
「それなら、俺にもできるかな」
悠理が小首を傾げると、老人は不敵な笑みを浮かべている。
「それだけの良い体格をしとるんだ。力仕事の一つや二つはできるだろう?」
「それなら、俺にもできるかな」
悠理が小首を傾げると、老人は不敵な笑みを浮かべている。
「それだけの良い体格をしとるんだ。力仕事の一つや二つはできるだろう?」