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My Godness~俺の女神~
第11章 喪失、そして再生 ♣ここではないどこかへ♣
また馴染客からブランド物の時計やハンカチ、スカーフ、ブレスレットなどを贈られることもある。そういう場合は特に気を遣い、その客に対応する際は必ず身につけるようにしていた。が、基本的にブランド物には興味もなく、ましてや好きでもない悠理は家に帰れば、そんな煩わしいものは一切外していた。
客たちは皆、悠理に対して勝手な幻想を抱いていた。〝氷の微笑―ナンバーワンホストの真実〟などと題して女性雑誌が取材に来たこともある。当然、悠理の許にも記事の掲載された雑誌が送られたきた。
客たちは皆、悠理に対して勝手な幻想を抱いていた。〝氷の微笑―ナンバーワンホストの真実〟などと題して女性雑誌が取材に来たこともある。当然、悠理の許にも記事の掲載された雑誌が送られたきた。