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My Godness~俺の女神~
第13章 ♣海ほたる舞う夜♣
「俺自身が良いと言ってるんだから、良いんだ」
 眞矢歌はそれに対して何も言わなかった。
 悠理はゆっくりと両腕を回し、眞矢歌を引き寄せる。眞矢歌も素直に彼の腕に身を委ねた。
 彼女を腕に抱いた刹那、あの例えようもない香り、海辺に咲く純白の花を彷彿とさせる香りが彼をすっぽりと包んだ。まるで芳香そのものに抱(いだ)かれているような錯覚は、彼をうっとりと酔わせる。
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