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嫌いな男
第7章 強羅マンション(翔子)
翔子の手のひらに、熱さと硬さがジャージのズボン越しに伝わる。

(これが私のナカで…)


抉られた記憶が翔子の花芯を疼かせる。
翔子の手に自然と力が入り、
「うぅ…ッ」
強羅の顔が苦し気に歪んだ

(痛かったのかしら?)
「あッ!」
引っ込めかけた手の上に、強羅の手が重なる。

起きたのかと顔を見上げるが
意識を取り戻した様子はない。



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