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嫌いな男
第9章 同窓会の夜
鈴木を引き摺り数メートル歩き、強羅はやっと口を開いた。

「何なんだよ?」

「ゆ、譲ってよ!いくら払えばいい?」

「ああん?」

「夢だったんだ、青井さんで童貞捨てるのが!こんなチャンス二度とない!だから譲ってくれないか?」



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