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嫌いな男
第18章 強羅マンション
秋永家を出た翔子を説得し、マンションに連れてきた。
この部屋で一緒に暮らしたい
それが本心だったが流石に先走りすぎだと自重した。

ただ隣の部屋に翔子がいる、そう思うだけで嬉しくて…興奮する。


あの夜翔子が自分を頼り、
翌日秋永と決別してから
二人の間に障害はなくなったと思っていた。

だが、翔子はキスは拒まないものの、まだ何か吹っ切れていないようだ。


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