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嫌いな男
第19章 アオイ
「翔子さん…?」

苛立つ翔子を初めて見た梨花が戸惑いの表情を浮かべる。

「あ、ご、ごめんなさい…
冷蔵庫に何もないのよ、朝ごはん食べに外に行きましょうか」

梨花を怯えさせてしまったことに気づき、翔子は何とか平静を装う。

「ううん、私も急に来てごめんなさい」


二人は近所のファミレスに向かった。



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