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背徳の障壁とその先にある翡翠
第1章 背徳の障壁とその先にある翡翠
田舎ではあるがクルマを走らせれば、中堅都市でもあるカンザスシティもある。
ジェラルドは学生時代にはよく友人のクルマで街に繰り出してはダンスホールで飲み明かしたものだ。

その廃墟の建物に近づき、ジェラルドはドアを開けて中に入った。
中は暗く、微かに明かりが灯るだけだったが、ひどい匂いが漂っていた。
「誰かいるか?」と呼びかけるが、返事はなかった。
ジェラルドは懐中電灯を手に取り、部屋を探索した。
すると、奥の方で誰かが寝ているのが見つかった。
近づいてみると、老人が倒れていた。
「大丈夫かい?」と声をかけるが、老人は反応しない。
ジェラルドは老人を抱え上げ、近くにあったソファに寝かせた。
そして、周りを探して食料や水を集め、老人に与えた。
すると、老人は目を覚まして、ジェラルドに感謝の言葉をかけた。
「あなたのおかげで助かったよ。
この建物は、かつて私が経営していたレストランなんだ。でも、不景気になってから客足が遠のき、最後は閉店してしまったんだ」と老人は話す。
ジェラルドは老人と話をし、彼のことを知るにつれ、この建物を再びレストランとして開業することを思い立った。
彼はカンザスシティに行き、食材や備品を揃えて戻ってきた。
そして、老人と一緒にレストランを再開し、地元の人たちに愛されるレストランに育て上げたのであった。

んん…気を失っていたのか?俺は
廃墟の入り口で倒れていたジェラルドは意識を取り戻した。
夢か…夢を見ていたのか。
そうか。夢だったか。
昔は俺もレストランを経営したいと意気込んでいた頃があったな。
ジェラルドは若い頃の夢を見ていたらしい。
この異様な風景に漂うむせかえるような息苦しい空気は人に夢を見せるらしい。
意識を取り戻したジェラルドは微かに漏れる明かりの方へと進んでいった。
何かの気配を感じたジェラルドは、恐る恐る進んで行った。
止まりなさい!
それ以上動くと撃ちます!
物陰から女の叫び声がこだましてジェラルドに向けて銃を向けている。
物陰は薄暗くて女の顔はよく見えないが、声で女だと分かった。
両手を頭の後ろに当てて床に伏せなさい!
言う通りにして!
緊迫した空気が流れて数分経過…
ジェラルドは女に従うしからなかった。
何もしない!食料と水とガソリンを探していただけだ。
本当だ!
本当ね?本当にそれだけね?
嘘はついてない!
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