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青い煩い、少女の情動。
第6章 音楽室とリコーダー
はぁっはあっ、息が苦しい。

[すきっ、すきっ、]

最近は響君と恋仲になることを想像してばかりだ、手を繋いで、キスをして、そしてその後も……。

[響……君っ]

だめだ、頭が真っ白になってきた。

動かしている腕も攣りそうだし、反応している足も攣りそうだ。たまらず天を仰いで甘い吐息が漏れる。

やばいっ、イクッ

[響……く……うぐっ!]


中がきゅうっと締まって、身体がびくびく跳ねる。

[はぁっ、はあっ。]

今まで息をするのを忘れていたかのように私は酸素を貪る。
リコーダーを抜いた秘部から愛液がピシャと飛び出る。

身体は痙攣して、脳は酩酊してる。

やばい。身体が全然動かない。早く水溜まりを吹かなきゃいけないのに……。

私は名残惜しさを感じて、自分の中に入れたリコーダーを口に咥えた。
荒れた息のせいでピーと音が鳴るが、それでも私は咥えるのをやめない。

このまま二回戦を始めてしまおうかと思ったが、直後に帰ってきたお母さんによって計画は阻まれた。

その後私はやはり、リコーダーの扱いに頭を悩ますのだった。自業自得だ、仕方ない。
 
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