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それぞれの後編
第8章 サディスティック・マリッジ〜第三章・夏〜【一年目の記念日】
「結婚⁈ おめでとうございますっ‼︎ 」
琉・愛里咲・佐藤・根岸は、琉と愛里咲のマンションで遅めの夕飯を取りながら、間近に迫った納涼会について考えていた。
琉と愛里咲が入籍して今日で丸一年。そんな話から、つい最近、佐藤が根岸にプロポーズしたという話が発覚したのだ。
「佐藤さん、何てプロポーズしたんですか⁈ 」
愛里咲は身を乗り出し、興奮気味に聞く。
「えー…っと…シンプルに……」
顔を赤くした佐藤がモゴモゴと口ごもる。
「シンプルに? ”俺と結婚して下さい”?」
愛里咲の言葉に、佐藤と根岸は顔を見合わせ、同じように赤くなった顔で頷いた。
「わぁ、佐藤さんらしい。憧れます‼︎ 」
キラキラと瞳を輝かせる愛里咲。
そんな愛里咲を不機嫌そうに見る琉。
佐藤と根岸は顔を見合わせた。
「琉は違ったんだ? そういや聞いた事なかったな」
「ねぇ、琉くんのプロポーズの言葉は?」
今度は佐藤と根岸が身を乗り出す。
2人から見つめられ、愛里咲は視線を彷徨わせた。
(プロポーズ……なんて……)
琉・愛里咲・佐藤・根岸は、琉と愛里咲のマンションで遅めの夕飯を取りながら、間近に迫った納涼会について考えていた。
琉と愛里咲が入籍して今日で丸一年。そんな話から、つい最近、佐藤が根岸にプロポーズしたという話が発覚したのだ。
「佐藤さん、何てプロポーズしたんですか⁈ 」
愛里咲は身を乗り出し、興奮気味に聞く。
「えー…っと…シンプルに……」
顔を赤くした佐藤がモゴモゴと口ごもる。
「シンプルに? ”俺と結婚して下さい”?」
愛里咲の言葉に、佐藤と根岸は顔を見合わせ、同じように赤くなった顔で頷いた。
「わぁ、佐藤さんらしい。憧れます‼︎ 」
キラキラと瞳を輝かせる愛里咲。
そんな愛里咲を不機嫌そうに見る琉。
佐藤と根岸は顔を見合わせた。
「琉は違ったんだ? そういや聞いた事なかったな」
「ねぇ、琉くんのプロポーズの言葉は?」
今度は佐藤と根岸が身を乗り出す。
2人から見つめられ、愛里咲は視線を彷徨わせた。
(プロポーズ……なんて……)