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それぞれの後編
第16章 サディスティック・マリッジ【琉 side】
愛里咲は、誰とでも仲良く話す。
中学の頃みたいに、他の男と喋ったからって別れはしなかったけど、
募るイライラを抑えきれず、
目隠ししたり、縛り付けたり、
徹底的に泣かせた。
「いやっ、ああっ……琉ちゃっ…‼︎
琉、ちゃんだって…芙美ちゃんと仲良いじゃない!
渚とだって喋るじゃない!
何で……っ、あっ……んンッ‼︎ 」
俺にイカされながら、
俺に翻弄されながら、
それでも反発して泣き叫ぶ愛里咲に、どうしようもなく興奮した。
性欲と共に、愛里咲に心も満足させられていたのだと気付くのはもっとずっと後─────…
付き合って一年と少し経った頃、
愛里咲が友達とカラオケに行った中に男も居たのだと聞き、
無性に腹が立ち首を絞めて脅した。
愛里咲から「別れる」と返されても、
まだガキだった俺は、それをまだ後悔することも出来ずにいたんだ。
─────…
──────────……
中学の頃みたいに、他の男と喋ったからって別れはしなかったけど、
募るイライラを抑えきれず、
目隠ししたり、縛り付けたり、
徹底的に泣かせた。
「いやっ、ああっ……琉ちゃっ…‼︎
琉、ちゃんだって…芙美ちゃんと仲良いじゃない!
渚とだって喋るじゃない!
何で……っ、あっ……んンッ‼︎ 」
俺にイカされながら、
俺に翻弄されながら、
それでも反発して泣き叫ぶ愛里咲に、どうしようもなく興奮した。
性欲と共に、愛里咲に心も満足させられていたのだと気付くのはもっとずっと後─────…
付き合って一年と少し経った頃、
愛里咲が友達とカラオケに行った中に男も居たのだと聞き、
無性に腹が立ち首を絞めて脅した。
愛里咲から「別れる」と返されても、
まだガキだった俺は、それをまだ後悔することも出来ずにいたんだ。
─────…
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