この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
雫の調べ
第5章 白濁色に染めて
すべてを出し切った太一の亀頭の先からは、勢いを失ったザーメンがぼたぼたと垂れ落ち、さつきはそれを二本の指で上手にすくい取り、自分の口にはこんだ。
お互いにハアハアと息を切らしながら、すでにさつきの顔は太一のザーメンまみれになり、栗色の髪は頭の方まで勢いよく飛んだザーメンの汁色に染まっていた。
さつきは口の周りについたそれをきれいに舌で舐めまわし、添えた手のひらに溜まるザーメンを、口元に寄せズルッと一気に吸い込み、口の中で吟味し、何かを確かめたかのような不思議な笑みを浮かべたあと、ごくりとそれを飲み込んだ。
お互いにハアハアと息を切らしながら、すでにさつきの顔は太一のザーメンまみれになり、栗色の髪は頭の方まで勢いよく飛んだザーメンの汁色に染まっていた。
さつきは口の周りについたそれをきれいに舌で舐めまわし、添えた手のひらに溜まるザーメンを、口元に寄せズルッと一気に吸い込み、口の中で吟味し、何かを確かめたかのような不思議な笑みを浮かべたあと、ごくりとそれを飲み込んだ。