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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第2章 2
プールと並んで建つそれは、小さな体育倉庫だった。

               ☆☆☆☆☆

横に細長く、大よその大きさを涼子の歩幅で測ってみれば、横の長さは十歩、奥行きは三歩といったところだろうか。

実に古いもので、屋根はトタンで、四面の壁は全て、コンクリートのブロックを積み重ねてできている。

裏の壁の上部には、天井間際のところに、擦りガラスの小さな小窓が一つだけある。

正面には白いペンキを塗られた、両開きの鉄の引き戸が設けられている。

その引き戸から見て左側の床は、高跳び用のマットが独占している。

緑のネットに黄色いスポンジを詰め込んだ、大きなマットだ。

一方、引き戸より右側には、ハードルとライン引き、それに俗称で“トンボ”と呼ばれる、グラウンドを整地するグラウンドレーキが収納されている。

天井には、蛍光灯がひとつだけ備え付けられている。

引き戸の脇にあるスイッチを入れれば、それは弱々しい、実に心許ない光を放って、体育倉庫を青白く照らした。

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