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love mode~不思議な関係~
第3章 夫婦の秘密~茉莉亜&秀弥編
『私も夫とのセックスは事故以降ないわ…。
でも、彼…秀さん(夫)は私を愛してくれている…。』
私は秀さんとの事を想い描きながら正人に私達夫婦の事を話していた。
『私達、普通のセックスはムリなのね…
秀さん…下半身麻痺で立たないの…
だから…
恥ずかしいんだけど、その…』
『おもちゃを使うのかい?』
『えぇ…秀さんの前でシてみせるの…
もしかしたら私を見てるうちに反応してくれるんじゃないかって…』
『期待できる何か変化があるのか……』
正人は茉莉亜を見つめて言った。
オレは茉莉亜とセックスしたかったわけではない。
お互いに思い合うパートナーがいるから、話の流れ的にはそうなりそうな感じだったが、お互いの気持ちを知ってしまった以上、正人に不純な気持ちはない。
かえってお互いのパートナーに対する気持ちを実感した。