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love mode~不思議な関係~
第3章 夫婦の秘密~茉莉亜&秀弥編
正人と別れてタクシーに乗って帰宅した。
(ガチャッ)
ドアを開けて家の中に入る。
楽しい気分で私は秀さんの寝ている寝室に向かおうと思ったが、先にシャワーを浴びることにした。
シャワーからあがるとリビングに灯りが付いていた。
『…私、灯りつけたのかな?』
つけた覚えがなかったので不思議に思ったが、秀さんがソファーに座っているのが目に入った。
『茉莉亜、お帰り…楽しかったかい?』
秀さんが優しく声をかけてきた。
『秀さん…えぇ楽しかったわ!
久し振りに懐かしい顔ぶれが揃ってて、思わず時間が早く過ぎちゃってビックリしたのよ!
フフッ(笑)』
秀は優しく微笑みながら茉莉亜を見つめて言った。
『それは良かったね。』
『秀さんは、私がいなくて寂しくなかったかしら…?』
茉莉亜はイタズラ気味に言って秀の側に腰を下ろした。