パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 再開

ゲームをしたり幹事が頑張って集めて作った思い出のアルバムと題したDVDの放映があったり、楽しい時間はあっと言う間に過ぎていった。



気付いた時には正人が隣に座っていて私に話しかけてきた。



『茉莉亜、変わらないな…。』



そう言われて見つめられてドキッとしたが、お互いに年をとったはずなのに気持ちは中学生のまま止まっているみたいだった。



『ふふ(笑)変わったわよ…正人もあの頃より素敵になった！正直に言うと正人の事好きだったの。恥ずかしくて告白は出来なかったな…。』



『はぁ…オレ告白しとけば良かったな…そしたら、今頃オレの隣にはお前がいたかも知れないんだな…』



お互いに顔を見合わせて吹き出してしまった。



なんだか懐かしくて不倫に走る人の気持ちが分かるような気がした。