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居酒屋 かとう ※大幅に編集しました。
第1章 『文香』
洗い終えた食器を片付けながら、マスターは文香に聞いた。

「店、閉めるよ。…このまま残るかい?」

「…はい。」

そう小さく答えた文香は、マスターから看板の電気を消したと聞いてから、ゆっくりと椅子を引きずって立ち上がった。

「うちの店のこと、誰に聞いたの。いつも早い時間に来るのに今夜は時間が遅かったし、なんとなく雰囲気が違うからもしかしてとは思ったけど…。」

マスターはタバコに火をつけ、換気扇に煙を吐きかけた。

「前から知ってて…、知ってたから来てたんです。今までは勇気が出なかったけど、自分に正直になりたくて…。」

「正直に…か。そんな風には見えないけどね。」
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