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ダンシング・クィーン
第11章 康子

栄治からラインが康子の許へ 

・・金曜の夜 飲みませんか?・・と届いた

・・泰三の許に・・

・・奥様を 飲みに誘いました・・
ラインが届いた

康子がビールをテーブルに置き 金曜お店で送別会有るけど 
行って良い?と尋ねて来る

ビールを飲みながら 康子の顔を見る 
不安そうな表情の中 目に光が見え 
泰三の心に嫉妬と諦めが揺れ動き 
頷いて ビールを飲みほした

泰三は金曜の朝 
出社した時から 今なら間に合うと 心の中で葛藤していた 
昼が過ぎ 退社時間に成り 時計の針は残酷に進んで行く 
飲んで帰ろうと考えていたのに
妻の居ない家に真っ直ぐに帰った 
康子はテーブルに夕飯を用意し出かけた様だ 
泰三はそれに手を付けず、ビールを飲みながら 
時計の針を見つめていた

康子から 8時頃 送別会終わって カラオケ誘われたけど 
行っても良い?と ラインが入る

ラインを眺め 躊躇する

・・まだ 間に合う・・ 

・・今なら 間に合う・・

・・今 帰って来いと入れれば 間に合う・・

・・・自分が?・・・

・・・自分が望んだ事だ!!!・・・ 

心に言い聞かせ
栄治と抱き合う康子の姿が 頭に浮かび
泰三は 良いよ楽しんでおいでと返信した 
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