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Beastlyー絡操る蜜肉ー
第3章 透明人間現る②
透明人間になれるなんて夢のようだった。
圭太には『悪させずに大人しくしとけ』なんて言われたけれど、こんなチャンスを誰が逃すかバーカと心の中で毒づいていた。
こんな風に、全裸で街を歩いても公然猥褻罪で訴えられることもなければ、誰に気遣うこともない。

(全裸気持ちよすぎるううう!)

最高の自由を手に入れた俺は、浮き足立ちながら舞花さんのいる会社へと向かった。
誰のことも跳ね除けて、いつものディスクで仕事に打ち込む舞花さんを間近で観察する。
舞花さんが好みでいつもつけている香水の良い香りに包まれて、胸がドキドキと高鳴った。

(あーーいい匂いすんなあ〜!普段は、こんな近くで見ることなんてないから、超興奮するぜ!しかも分かってはいたが、間近で見てもめっさ綺麗だよな)

肌のキメの細かさは勿論、ロングでオシャレな巻き髪は艶々で、まつ毛も長くて唇もプルンとしていて…正直、間近で顔を見ているだけでも…ヤバい。

(あー、あっという間にち●コ勃ってくるわ〜!つか、これ…実際に触れたりは…できんのかな?)

実験的に、大きなおっぱいを指でツンとつついてみる。
瞬間、舞花さんがひやっ!?と声を上げた。

(やったあああああ!触れるううう!!しかもしかもしかも!初めて舞花さんのおっぱいに触っちゃったあああああ///)

大興奮をしている俺をよそに、舞花さんに不信を抱いた一人の社員が近付いてきた。

「…あの部長?どうかなさいましたか?さっき…なんか…」
「え?ああ…い、いえ、何でもないわよ。席に戻って仕事しなさい」
「はい、」

首を傾げながら席に戻っていく社員の背を見ながら、ほくそ笑む。もう一度、舞花さんに悪戯したくて…今度は背後から、おっぱいをもにゅっと鷲掴みにした。

「ッきゃあああああ!!?」

しんと静まり返ったオフィスに、舞花さんの悲鳴にも似た叫び声が響き渡る。

「ぶ、部長!?」
「どうかされましたか!?」

今度は全員が全員、心配になって舞花さんの元へとやってくる。
唖然としながら…舞花さんが呟いた。
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