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僕の思い出達
第2章 川津有紗
僕の初めてを奪ったのは同級生の女の子だった。当時小学四年生。相手の女の子はクラスでは男女共に人気の子、川津有紗。十歳にしては大人びた感じの子だった。きっとそれは泣きボクロの所為だろう。流行りの前髪ぱっつんに切れ長の目。少しふくよかな体型。
有紗とは学校で話す事はなかったけど塾が一緒だった。クラスが同じになったのは小四からだけど、塾は小学校に上がった頃から。それでも話す事はなかった。
僕が有紗を気にし始めたのは三年に上がってから。見てしまったのだ。塾の講師に後ろから抱き締められ、体をまさぐられているのを。有紗はそれに怯える事もなく、子どもとは思えない表情をしながら身悶え、後ろ手に講師の股間を触っていた。僕は動く事が出来ず、最後まで見てしまった。有紗の喘ぎ声も、講師の興奮した息遣いも、肌のぶつかり合う音、ガタガタと鳴る机も。暫く呆然として、此方に向かって来る足音を聞き、僕は取りに来た忘れ物をそのままに逃げ帰った。
家に帰り、母親の言葉すら耳に入らず部屋に閉じ籠る。こびりついた景色に体が火照り、何かが這い回る様な感覚がする。何故か膨らんでいた股間を触ると脈打つ感触。どうすればいいか分からず、講師がへこへこと動かしていたのを真似てみると、そう時間も掛からないまま腰が震え、込み上げてきたものを下着の中にそのまま吐き出してしまった。尿とは違うドロドロとして、講師と有紗が裸だったのを思い出し、下着に手を入れ直に触れる。ヌルつく中。ペニスを握り締め、また腰をへこへこと動かした。それから二度、三度と出してしまい、下着の中は大洪水で。お漏らしだと思われない様に風呂の時間まで隠し通すのには苦労した。
それから有紗を見掛ける度に目で追った。塾でも学校でも、こっそりと盗み見る。今まで有紗を可愛い子とは思えど目で追う事はなかったのに。あれを見てから、有紗の意外な一面を見てしまってから、気になって仕方がなかった。そうして妙な愉悦感を抱いたりもした。有紗を密かに思う男子生徒達に「お前らは有紗のあんな姿、知らないだろう」と、有紗を明るくて優しくて好きなんて純粋な思いで語る生徒に笑いそうになるのを堪えるのも大変だった。
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