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未熟の淫情
第1章 新たなる試み
柔らかな日差しが降り注ぐ4月の心地イイ昼下がり
静まり返った殺風景なフローリングの部屋に、時計の秒針が正確なリズムを刻んでいる…
空調が効いた清々しい環境下にも関わらず、薄らと額に汗を滲ませた三人の男達が
緊張した面持ちで横一列に椅子に腰掛け、心を落ち着かせようとしていた…
ソレとは相対する様に、テーブルを隔てて向かい合った三人の女達が
厳しい眼差しで書類に目を通しながら、男達の仕草や動向を事細かにチェックしている…
(…ま、まさか…こ、こんな綺麗な女の人達が…)
想定外の事に男達は困惑させられていた…
驚くのも無理はない…
もし、今のこの状況が合コンの席であるならば、
皆小躍りし、ガッツポーズするメンツだろう…
目の前に並んだ3人の女性達は、
それぞれが各年代を代表するかの様な絶世の美女揃いである…
全てのパーツが整った美熟女が放つ大人の色気は凄まじく、
クリッとした二重で大きな瞳の若い女性は抜群の可愛さだった…
キリッとした切れ長の目の淑女も又、ズバ抜けた妖艶さだろう…
皆、厚めでプルンと潤んだ唇はエロく、脳裏にキスやアレの上手さを連想させられる…
勿論、顔立ちだけでなく、スタイルはトップモデルの様なスレンダー系から
豊満でグラマラスな巨乳の女性まで、男が目移りする程の選りすぐりだった…
ワザと挑発しているかの様に、胸元が大胆に開いたシャツの隙間から見える深い谷間に
目がイッてしまうのは仕方のないことだろう…
ソコからスッと視線を落としても…OL風の短いタイトスカートから覗く
色白のスラリとした細長いナマ脚に目を奪われてしまう…
目のヤリ場に困るのはコレだけではない…
気まずそうにチラチラと彼女達の美貌から視線を逸らす部屋の片隅には、
まるでAVの撮影スタジオかの様な意味深なセミダブルの敷きマットが直置きされ、
枕元には数枚のバスタオルと箱ティッシュ…
その上、包装されたコンドームらしき物までもが完備されていた…
(…い、一体…今から…その上でナニを…)
異様な空間が不安と期待を募らせる…
「皆さん、態々脚をお運び下さり、ありがとうございます…
本日面接を担当させて頂く、美紀と申します」
こうして自身が主催する会員制のスワッピングクラブに男性セラピストを採用する為、
美紀が面接を行うのは、新たなる試みの為だった…