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詩織・調教された中学生
第16章 初めてのくすぐり
くすぐりを中断すると、詩織はたった今全力疾走を終えたかのように、ハアハアと肩で大きく息をしていた。
そこへ不意を突くように、下から上へと背筋に沿って指を走らせる。

「んーっ!!」
ビックリしたように少しだけ体が跳ね、 その後は背筋に何度も指を入れ往復させるたび、それに合わせて喘ぎ声を上げた。
やはり詩織にはこの攻めは効果的なようだ。

「こうやって背中を指で触られるの好き?」
「好きぃ…」
「こんなんでも気持ちいいんだ?」
「気持ちいいっ!」
「詩織がもっと気持ちよくなれることしてあげようか?」
「してぇ…」
「気持ちよすぎて詩織がおかしくなっちゃってもいい?」
「うん…」

おかしくなりそうなぐらい気持ちよくされることを恐れていた詩織が、それでも構わないと俺の攻めを受け入れる決意を固めた。
それだけ俺のさらなる攻めを待ち望んでいるのだろう。
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