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詩織・調教された中学生
第5章 初めてのホテル
やがて詩織は、予め約束していた、例の時計台の下に着いた。
念の為、俺は少し離れた場所から詩織にメールを送ると、詩織はカバンを探り、携帯を取り出した。
何やら携帯を操作し、手が止まったところで詩織からメールが届く。
間違いない、やはりあれは詩織だ。

「ケイくん?私もう時計台の下にいるけど、ケイくんはどこ?」
「すぐ近く、今そっちに向かってるよ。」
そうメールを送ると、詩織の元へ向かった。
詩織は辺りを見回し、俺の方をずっと見ていた。

「詩織?」
俺がそう声を掛けると、詩織はニコッと笑った。
「ケイくん?」
「そうだよ。」
しばらく2人で笑顔で見つめ合い、ホテルへ向かおうと口火を切った。

「じゃあ、行こうか?」
「うんっ!」
これからどこに連れて行かれ、何をされるか承知のはずだ。
なのに詩織は怖がる様子もなく、笑顔で俺に追随した。
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