パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 初めてのホテル

バスルームをチェックすると、そこも広くてオシャレな、いかにも女子受けしそうな場所だった。
｢詩織、こっち来てごらん。お風呂すごい広いよ。｣
詩織は小走りでこちらに向かって来ると、バスルームを覗いた。
｢うわっ！ホントだ！それに凄い綺麗っ！｣
｢入りたい？｣
すると詩織は笑顔で大きく頷いた。

｢じゃあ、一緒に入る？｣
｢やあだっ！｣
詩織は不貞腐れたようにそっぽを向いた。
｢冗談だよ。でも、せっかく来たんだから、1人でも入ったらどう？｣
｢いいの？｣
｢もちろんだよ。ゆっくり入って来て。｣

そう言うとバスタオルやフェイスタオルを用意し、お湯を溜め始めた。
覗かないと約束をし、脱衣場のドアを閉めて俺は部屋に戻った。