この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第36章 『卯月からのクリスマスプレゼント』 後編
『奇遇ですね、景子さん。
まさかイブの夜にこんなところで
景子さんに出会えると思ってませんでしたよ。
それに…ご主人も…、
いつもお世話になっております。
相変わらず景子さんはお美しいですね、
これからお食事ですか?』
ドレスアップした景子を褒めると
後ろから真奈美ちゃんの視線が
グサグサと音がしそうに刺さって来たけど。
景子さんを僕が褒めると言うのは、
景子さん自身のご機嫌を取ると言うより
景子さんを自慢したい成田さんの
御主人の方のご機嫌取りをしてるに過ぎない。
「そうなんだよ…、今年はどうしたいって
景子に聞いたらここがいいと
可愛い景子が言ったものだからね。
では、私達は…これで失礼するよ。
今日はここに泊まるのかい?
茂木君もイブを楽しんで行くといい」
景子さんの御主人にそう聞かれて
今日は依頼主が我々にも部屋を
用意してくれたと話すと、
部屋番号を聞かれたので自分達が
今夜泊まる部屋の番号を伝えた。
レストランに向かう成田夫妻の
背中を僕達は見送って
1101号室のカギを開けて
ラ・スイート神戸ハーバーランドの
3部屋しかないスイートルームの中に入った。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


