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淫魔の宿へようこそ
第7章 背徳を覆う淫魔の愉悦

粘ついた愛液をまとわりつかせた指が動く度に膣肉が擦られてニコルの体が勝手にビクビクと震えてしまいます。
「ああ……っ! あぅっ」
(だめ……っ!!)
早々に感じてしまっていることを知られたくなくて、ニコルは慌てて唇を噛みますが、それでも堪えきれない声が口から溢れてきました。
「声を我慢しないで……って、これも言ったよね…?」
それも分かっているとばかりに耳元で囁かれればもうどうしようもありません。
ドルードの低く掠れた声を聞くだけで、お腹の下の辺りがきゅーっと切なく疼きます。
「そ、そんなに動かさないで……くださぃ……やぁあ…」
彼の動きに合わせてニコルの声が震えました。
そんな彼女の様子に笑みを浮かべると、彼が一旦指を引き抜きます。
その際に、一瞬窄めた蜜口はまるで縋るようにジュプッと大きな音を立て
「ぁああ……」
ニコルの頬に涙が伝いました。
腰からお尻をに沿って揉まれるだけでも感じてしまうのを止められません。
「どうして欲しい? それともこのままやめておこうか?」
意地悪く聞いてくる彼ですが、その間も指先だけは秘裂に優しく触れていて、それがとてももどかしく思えてきます。
それでもそんなことを口に出して言えるはずもなく、ニコルは体をすくませて黙ってしまいました。

