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バーチャルお見合いシステム
第5章 学校内(1)22歳新任教師サトシと中1リエ
僕(サトシ、22歳)は、今年ついに念願の中学校教師になった。
『女子中学生とバーチャルセックスやりまくるぞーーーーーッ!』
と期待ムンムンだった。

しかしいざ実装されたそのバーチャルお見合いシステムは、非常に厳しいものだった。
使用した瞬間に、保護者と行政に通知が行き、相手の氏名も判明する。
相手が大人の場合は、警察に逮捕される。ロリコンホイホイ制度と呼ばれることになる。
そして、相手が同年代の場合も、事実上恋路そのものが阻まれる。馬に蹴られろ制度なのだ。

『これでは、本末転倒ではないのか?
 バーチャルセックスをすることで十代の旺盛な性欲を満足させ、リアルのセックスを阻止する。
 これでは、逆にリアルのセックスが増えるのではないか?』
僕はこう考え、持てる知識と技術を総動員し、夏休み直前、とうとう成功させ、勤務校の敷地内限定だが始動させた。
名付けて
<バーチャルお見合いシステム通報キャンセラーコマンド>

さて、生徒たちにどうやって知らせたらいいものか。
僕は、一案を思いついた。
担任をしているクラス、1年A組に、次のような連絡をした。
<夏休み個別面談のお知らせ>
夏休みの初め3日間に、個別面談をするというもの。
初日は、男子と面談するが、ひとり1分にとどめさっさと終わらせる。(男子生徒も短時間なので喜ぶだろう)
2日目・3日目は、女子たちとひとり10~30分、面談する。

さて、僕は、勤務校では一番若く、いちばんイケメンである。運動も万能で、女子生徒からの人気も絶大だ。
しかして、その正体は…女子小中学生が大好物のロリコン野郎だ。
『いひひひひーッ!もうすぐ、中1のローティーン女子の裸身を拝めるぞーッ!』
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