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バーチャルお見合いシステム
第7章    (3)大人たちの淫欲狂騒
サトシキャンセラーが整備されて、数日が経った。

生徒会が用意した3つのカップル小屋には、各8カップルずつ入っていて、盛況だ。
ただ、利用者のほとんどが高校生。
ここの中学の生徒から口コミで聞いたのだろう。近隣の高校生の外、他県から来ているカップルもいた。
高校生カップルのバーチャルエッチ通報による交際禁止措置は、反発がかなり多かった。しかし大人たちの強圧により、いかんともし難かった。

サトシキャンセラーは、この学校の教師たちにも秘かに知られた。
生徒のひとりが余計なことに、学校に通報したのだ。
しかし通報を受け取った英語教師タケル(36歳)が、それを校長に報告するのを怠った。
「これは不倫に使えるぞ!」

バーチャルお見合いシステムを使うと、子供だけでなく、大人についても
<システムが使用された>
という旨の記録が、国民番号と紐づけて為される。
その記録は、本人とその同居家族が閲覧可能になっている。
そう、夫婦の一方がバーチャルエッチ浮気をすると、すぐにばれてしまうのだ。

タケルは、以前から同僚の体育女教師のてるみ(38歳)に興味を持っていた。
てるみは、既婚者で5歳になる子供がいる。
ただ夫婦間は多忙なこともあり、2か月ほどセックスレス状態だ。
てるみは、背は中くらいで顔だちは普通だが、ちょいぽちゃで胸がぼこーん!とデカい。
『てるみと、一度でいいからやってみてえーッ!』
なお、タケルとその妻は、夫婦仲は良い。

部活で出勤していたてるみに、タケルは声をかけた。
「てるみと、バーチャルおマンコ、やりたいーッ!」
「え?」
タケルの下品な言葉に、てるみは呆れて顔をゆがめた。
しかし、てるみはもともと性欲が強い。ここ最近ご無沙汰が続いているので、かなり不満が溜まっていた。
てるみのカラダの芯が、もわっと熱くなった。

バーチャルということも、敷居を低くしていた。
てるみは、ごくりと喉を動かした。
ただ。
「お互い、バーチャルを使ったの、バレちゃうよ?」
と、てるみは答えた。

タケルは、てるみが自分とバーチャルセックスやる気満々なのに気づき、微笑み喜びながら、サトシキャンセラーを説明した。
そして2人は、体育館の教官室内で、並んで座り、手のひらを重ねた。
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