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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第20章 転機
 王は自らは筆を持つことすらせず、ひたすらコンの手許を凝視していた。



 コンが筆を置き軽く息をつくと、王がホウと吐息を洩らす。紛うことなく、感嘆の吐息だ。



「どれ」




 手を差し出され、コンは描き上げたばかりの絵を両手で捧げ持ち、御前へと進み出た。王の背後には深い山々と輝く日輪を落ち着いた色彩で描いた屏風が置かれている。国王を象徴する伝統的図柄だ。
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