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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第20章 転機
「以前は私たちにも優しくて、いつも笑顔で声を掛けてくれたのに。今の愛想のなさを見たでしょう、まるで石ころを見るかのように冷たい目つきだったわ」




「それを言えば、文陽君さまは毎夜、都の色町に繰り出しては妓房で妓生としっぽりやっていたのに、嘘のように色町にも脚を向けないんですって」
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