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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第35章 出逢い~黄金の少女(おとめ)~

ここまで聞くと、賛も話のなりゆきーあの美しい少女の正体を何となく想像ができた。
しかし、幾ら娘が欲しくても、普通そこまでするか? 彼がぼんやりと考えていると、王妃の声が耳を打った。
「清明さまは生まれた二人めの子息に用意していた女の子の服を着せてね。もちろん、娘として育てたわけではないけれど、着せる衣裳はすべて女物だから、まあ、自然と明基どののところの二人めは女の子だと言う人も出てきて」
しかし、幾ら娘が欲しくても、普通そこまでするか? 彼がぼんやりと考えていると、王妃の声が耳を打った。
「清明さまは生まれた二人めの子息に用意していた女の子の服を着せてね。もちろん、娘として育てたわけではないけれど、着せる衣裳はすべて女物だから、まあ、自然と明基どののところの二人めは女の子だと言う人も出てきて」

