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第36章 再会

　賛が笑いながら言った。



「陽善は私と違い利発ですゆえ、端(はな)から父上を怒らせるようなことはしないでしょう。奔放にふるまっているように見え、その実、どこまでが許されるかを彼はよく心得ている。陽善が父上を本当の意味で怒らせることはありませんよ、母上」


　王妃が美しい眉をひそめた。



「つまり、あなたは心得ていないということなの、世子」