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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第10章 再び春巡りて
 更にひと月近くが経過したある日のことである。暦は五月に入り、清明は順調な経過を辿り、まもなく産み月を控えていた。いつものように雪鈴が朝食を運んでゆくと、清明の室には先客がいた。コンである。



 入室すると、コンはチラリと見ただけで特に何も反応しない。雪鈴は小卓を枕許に置くと、掛け布を外し、松の実粥を差し出した。



「塩味を少し強くした方が食欲が進むと思うので、味を濃いめにしてみました」
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