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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第10章 再び春巡りて
 熱を出して寝込んでいる最中、熱い額にやわらかな母の手が乗せられた時、ホッとした。ひんやりとした心地良さを感じるだけで、熱が下がったような気になったものだ。でも、もう母のあの手の感触を感じることは二度とない。



 自分は、母にも父にも切り捨てられた用無しの人間なのだから。



 雪鈴の眼から、とめどなく涙の粒がころがり落ちた。
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